みなさんこんにちは(´▽`*)✨✨
ほのぼのおやじんです。
夏は食中毒、冬はインフルエンザなど手洗いの感染症予防における重要性についてはよくわかってはいますが、こどもたちはなかなか手を洗うという習慣が身につかず、困ってしまうことがありますよね。
特に冬になると水が冷たくなり、こどもたちは手を洗うことも嫌がってきます。
こどもたちに「手を洗って!!」や「手を洗わないとばい菌さんが身体の中に入っちゃうよ!!」、「熱が出たら遊べなくなるよ」と伝えてもあまり効果はありません。
そこで、今回はこどもの手洗いについてポイントや習慣化する方法などをお知らせいたします。
こどもには見えないばい菌のイメージがしづらい
こどもたちへ何気に伝えている『ばい菌がいっぱいついているから手を洗おう』をや『ばい菌が身体の中に入っちゃうよ』という言葉かけについて、こどもには目に見えないばい菌の存在を理解することは結構難しいものです。
例えば、外で遊んでいて手に土がついていたら手が汚れたと理解しやすいかもしれないけれど、部屋の中で遊んでいる場合には、何かが手についている訳ではないので、汚れたという意識を持たないことが多くみられます。
そんなこどもたちに、「ばい菌さんが・・・」と伝えても、こどもからすれば『手が汚れていないので大丈夫』と思ってしまうこともあります。
こどもの考えを聞いてみよう
ところで、みなさんの手を洗う場面はどんな場面ですか?
・外から帰ってきたとき
・食事の前
・おやつの前
・トイレの後
などですよね。
つぎに、こどもに同じように聞いてみてください。
私たちが考えていない場面(粘土遊びの後・虫をさわった後など)で手を洗うと言うかもしれませんし、逆に私たちがあたりまえと思っている場面で手を洗うという言葉が出てこないかもしれません。
こどもに実際に質問してみることで、どんな場面で手を洗うと理解していて、逆にどんな場面で手を洗っていないのかが見えてきます。
また、こどもの様子をよく観察するだけでも、どんな場面で手を洗い、どんな場面だとなかなか手を洗っていないのかが分かってきます。
手洗いを習慣化するポイント
一緒に手洗いを洗おう
こどもに手を洗うか聞いてみることで分かった『手洗いが習慣化していない場面』で、子どもへのサポートとして「手を洗おうね」と声をかけるだけでなく、こどもの手洗いが習慣化するまでは一緒に洗面所まで行って手を洗うようにしましょう。
おとなも手を洗おう
『手にばい菌さんがいっぱいいるよ』と言っているおとなが手を洗わなかったら、こどもたちはどのように感じるでしょう。
『おとなは洗わなくていいの?』、『なんで?』と矛盾を感じ、混乱してしまいます。
まず、こどもたちに伝えるおとながしつかりと手を洗う姿をこどもに見せることにより、こどもはおとなの姿を『見て』、『まね』し、手洗いの習慣がついてきます。
手洗いの伝え方の工夫をしてみよう
おとなは今まで、何度も何度も熱を出し、体調を崩した『経験』を通してばい菌の存在や、手洗いの重要性を学んできています。
しかし、こどもたちはおとなに比べ『経験』が圧倒的に少ないです。
そのこどもたちに手洗いの重要性や、ばい菌の存在を伝えてもなかなか伝わらないのは仕方のないことです。
そこで、こどもへの手洗いの重要性の伝え方のポイントとしては
・絵本や、映像を通してばい菌の存在を伝えてあげる
・手洗い練習スタンプを使って楽しく手洗いを行う
・ヨウ素反応などを利用して汚れの『見える化』を通して手洗いの大切さを伝える
などの方法を試してみることもよいでしょう。
こちらに過去に紹介したヨウ素デンプン反応を利用した『手洗いに興味を持ってもらう方法』を紹介しています。
よかったら参考にされてください(≧▽≦)
手洗いスタンプ『おててポン』も紹介しておきます。
ぜひ、みなさんに合った方法でこどもの手洗いが身近なものになるように、日常に取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました(´▽`*)✨✨