みなさんこんにちは(´▽`*)✨✨
ほのぼのおやじんです。
私は、毎月書店で本を購入しているのですが、先日購入した本で
元ANAのCAで現マナー講師の松村萬紀さん著『100%好かれる1%の習慣』という本に出合いました。
突然ですが、職場の人間関係はもちろん夫婦や恋人同士でも、他人とかかわる以上、毎日の生活の中で『どうしてわかってもらえないんだろう』や『どうしてこうなってしまったのだろう』というトラブルや悩みがよく起こりますよね。
私もこの本を読む前は、ちょうど『なんで』『どうして』と悩んでいる時期でした。
そんな中、本書の話の一つである『理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる』を読み終わると、『ああそうか』という悩んでいた答えが見つかった納得と、重たかった心がふっと軽くなりました。
今回は、元ANAのCAで現マナー講師である松村萬紀さんの『理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる』についてお話しします。
- その人の『考え方』はその人の『経験』に左右される
- 真実は、正しく伝わってこそ『真実』となり、伝わらなければ『誤解』となる
- 人と人とが100%理解できることは不可能だが100%に近づけることは可能
- まとめ
その人の『考え方』はその人の『経験』に左右される
本書の中で松村さんは
その人の『考え方』はその人の『経験』に左右されます。ところが、自分と『すべて同じ経験を積んでいる他者』はいませんから、『人と人とが100%理解できることは不可能』だと結論付けています。
まさしく『そうだな』と思いました。たとえ夫婦でも出会う前はそれぞれ違う経験を積んでおり、結婚後も24時間365日一緒でもないので、夫婦間でも思いのずれは起こってしまいます。
また、松村さんは質問で
『好きな花を』考えるとき、私とみなさんでは違う花を思い浮かべるはずです。
花にまつわる『経験』が、人それぞれ違うから。
と言っています。
確かにそうですよね。因みにみなさんの好きな花は何ですか?
真実は、正しく伝わってこそ『真実』となり、伝わらなければ『誤解』となる
松村さんの『理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる』の話しの中で、
『話し手の言いたいことが、聴き手に正しく伝わる』のは偶然に過ぎず、むしろ『話し手の言いたいことが、聞き手に正しく伝わらない』ことの方が多いのではないでしょうか。
また、『その人の経験』が違えば、理解の仕方も変わります。
真実は、正しく伝わってこそ『真実』となり、伝わらなければ『誤解』となります。
と言っています。
まさしくそうだなと思います。保育園でも、様々な世代の職員が働いています。私の時代の常識も他の世代の常識からすれば非常識なんてことも多々あります。
私たちおとなは、こどもとは違い膨大な『経験』によって得た情報を『価値観』として形作り、物事の判断を行っていきます。
自分の思いを自分の『経験』にそって伝えたところで、相手の『経験』が違うので100%伝わることは少ないはずです。
むしろ10%も伝わらず、『なんで』『どうして』と思うことが多いため、人間関係の悩みは無くならないのだなと感じてしまいます。
人と人とが100%理解できることは不可能だが100%に近づけることは可能
最後に、本書の中で松村さんは
『理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる』ことを前提に、相手の頭の中でイメージが伝わるように話しましょう。
そうやって、丁寧に丁寧に言葉を積み重ねていくことで、『相手に100%伝わる努力』を続けていくことが、良好なコミュニケーションを行ううえで、非常に大切なことなのです。
と綴っています。
まとめ
相手と付き合い始めの頃には、自分よりも相手を優先し、丁寧に言葉を選びながら相手のことを考えながら話をします。しかし、お互いが仲良くなってくるにつれて、『私のことをわかってくれているはず』と考えがちになり、相手より自分を先行し、言葉を短縮し、自分のことを考えながら話を行うので『誤解』が起きてしまいます。
『人に求める前にまずは自分を変えよ』
話を読み終え、職場でもプライベートでも丁寧に相手のことを考えながら話を行うようにしました。
その結果、目に見えて誤解は減り心の負担も随分と軽くなりました。
また、お互いに笑顔が増えて雰囲気も随分とよくなりました(笑)
心がけひとつで人間関係の負担が軽くなりハッピーな気分です!!
みなさんも心がけてみると、ハッピーな気分になりますよ(´▽`*)✨✨
最後に話を要約しますと『なんで』『どうして』『わかってくれない』を解消するためには
・その人の『考え方』はその人の『経験』に左右される
・『すべて同じ経験を積んでいる他者』はいないので、『人と人とが100%理解できることは不可能』
・人と人とが100%理解できることは不可能だが『100%に近づけることは可能』
・『理解は偶然に起こり、誤解は必然に起こる』ことを前提に、相手の頭の中でイメージが伝わるように話す
・丁寧に丁寧に言葉を積み重ねていき『相手に100%伝わる努力』を続けていく
となります。
良好な人間関係を築くために『相手に100%伝わる努力』を続けていくことはとても大変なことです。しかし『相手がわかってくれない』と悩み、相手を『変えよう』とすることより確実に近道となります。
少しずつですが、確実に変化は現れます!!
そのほかにも『なるほど』と思う話がたくさんで、おとなになって忘れてしまっていた当たり前で大切なことを思い出させてくれる本でした。
豊かな人間関係を築きたいという方にはぜひおすすめです。
こちらに本の広告を貼っておきますのでよかったらどうぞ!
松村萬紀さん著書『100%好かれる1%の習慣』の紹介でした✨
最後まで読んでいただきありがとうございました(´▽`*)✨✨